美容の考え方と美容鍼灸の始まり

東洋医学(中医学)においては、美容は身体の健康も含めたもの、むしろ身体の健康を無視した美容というのはありえないというに見地に立っています。その健康による美しさを「健美(けんび)」と言います。身体の外見に現れるすべての症状は、身体の構造や機能の異常によるものと考えています。

美容鍼灸が特に注目されるようになったのは、中国において「中医美容」として流行りはじめた1980年代半ばのようです。歴史が浅いと思われるかもしれませんが、先ほども述べましたように、鍼灸治療によって得た健康は、結果的には美容につながることからも、初めから美容鍼灸が存在していたともいえます。
その後、"東洋的(オリエンタル)"の人気がでてきた欧米に美容鍼灸の考えが一部の富裕層に広まりブームを起こしたといわれています。日本でもここ数年、広がりをみせてきましたが、欧米は美容の意識が高い(エステが身近である)こともあり、現在のところは日本よりも研究がすすんでいると言われています。

美容鍼は、欧米ではハリウッドスターをはじめ大勢の人の生活の一部にもなっています。美容鍼灸は、体全体のバランス調整を行う中医学の一部で、古代中国王朝の王妃による美の追求によって洗練が重ねられてきました。

美容の考え方と美容鍼灸の始まり

美容鍼とは、マッサージやさまざまな器具では刺激できない深部の組織を鍼で刺激し血流改善を促すことで、日々破壊されている細胞の再生速度や再生力を高めるます。破壊された細胞がスムーズに再生されることで肌が若返り、皺やたるみ、シミ、ふきでものなどが軽減されることが期待されます。

アメリカをはじめフランスなどの欧米美容先進国では、美容鍼灸治療はコスメティックアーキパンクチャーと呼ばれ、関心とニーズが高まってきました。今日では、美容整形に代わる効果的な医療として、多くの人々に支持されています。

コスメティックアキュパンクチャーは、鍼によって氣の流れを活発にして肌を活性化させ、お顔の筋肉を刺激することでリフティングできます。治療を続けることにより5歳~10歳は若返って見えるため、整形より手軽で安全だというのが欧米で広く支持されている理由です。

また近年では、日本においても副作用がない美容方法として美容鍼灸が大きくクローズアップされています。コスメティックアキュパンクチャーにより、シワ、二重あご、まぶたのくぼみの進行が最小限に抑えられる、あるいは改善されるというのが注目されるきっかけとなったようです。



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